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事業だけでなく「思い」にも伴走していただけます

事業を存続させ「次世代にバトンを渡したい」という新田さんの強い「思い」が、多くのメンバーを突き動かしてくれました。

大手メディア ビジネスディレクター H.Uchida様

(add / 2022.11)

どの様なミッションに伴走を依頼していますか?

伴走をお願いしたのは、子どもの習い事マッチングサービス事業です。サイト上でエリア、子どもの年齢などから習い事教室を検索でき、体験レッスンに申し込めるというサービスです。新規事業としてスタートしたのですが、事業計画を下回ると撤退という社内ルールがあり、残り半年で結果が求められる時期にチームに加わっていただきました。その時点で、サービスの状況は完全な低空飛行状態。新田さんは半年後の判定時期までに目標を達成するというミッションに向けて、チームメンバーを叱咤激励し、ゴールまで走り続けてくれました。非常に厳しい状況でも、あきらめずに伴走していただいたことに深く感謝しています。

伴走者としての強みや特性を、どのように感じていますか?

新田さんがチームに加わった際に、「次世代へのバトン」という言葉で、このサービスへの共感を伝えてくれました。「限られた滑走路で飛び立つ」という言葉で、厳しい現状とそれに向かうチームの覚悟を問うたこともありました。新田さんのたくさんの言葉に何度も励まされ、何度も叱咤されてきました。その言葉がメンバーを動かしたのは、この事業を存続させたいという新田さんの強い「思い」だったのだと思います。また、新田さんは自分の仕事を「シェルパ」に例えました。サービスの課題抽出や改善、ゴールまでのアクションプランの作成と実行など、言葉通り、私たちが背負いきれない重い荷物を背負っていただきました。

伴走者として受け入れ、どの様なメリットを感じていますか?

新田さんにまず手をつけていただいたのは、ファネル分析からサイトの改善です。施策の策定はもちろん、開発ベンダーとのやりとりもお願いしました。結果、CVRが明らかに向上し始めました。また、チーム全員でゴールに向けて取り組むべきことを、「何を目指すか」「どうやって目指すか」「そのために何をするのか」で整理し、重要度、難易度、優先度などからアクションプランを作成してもらいました。これでタスクが整理され、チームが一体となって進んでいけるようになりました。短期間にサービスの改善からチームビルディングを手がけていただいたことになります。「こと」「もの」の両面で貢献していただけたと感じています。

今後、期待することは何ですか?

今回は、伴走していただいた期間が短すぎたというのが心残りでなりません。もう少し早い段階から伴走してもらえたら、もう少しゴールが先に設定されていたら、ゴールテープの切り方も違うものになっていたと思います。今回の取り組みはいったん終了しますが、もっと長い間、一緒に伴走してもらいたかったです。今後、構想段階から新たな事業に伴走してもらえる機会ができたらいいですね。弊社では新たな事業創出が不可欠な経営環境にあります。事業の開発には知識、経験、熱意、勇気などが必要ですが、弊社内ではそれらが十分とは言いがたいのが現状です。新田さんのお力を期待したいところです。私がそういう機会に恵まれ、また伴走していただけたら最高です。

伴走をお願いするか検討している方へ。
「これは知っておいた方がいいですよ!」などの共有事項は?

新田さんにはPdMをお願いするイメージでしたが、結果として事業全体にコミットしていただきました。事業の一部より全体に関わっていただいたほうが、新田さんの良さが生きると感じています。それは、事業の一部を改善するだけではなく、全体として成功に導きたいという新田さんの強い「思い」があるからでしょう。気をつければならないのは、事業全体にコミットしていただいたとしても新田さんは伴走者であるということです。伴走をお願いするからには、新田さんに甘えすぎることなく、こちらもしっかり走り続けないといけません。